コミュニティー

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aglio, olio e pepeloncino
2016/3/8

イタリアで生活した方、イタリア料理がお好きな方なら、ご存じのイタリアを代表するパスタです。ぺぺ
留学しているときにはあまり食べたことが無かったのですが、
仕事でイタリアを訪れたときに、メーカーのdirettoreに紹介してもらい、一緒に食べたのです。

大学生時代、お金が無い時に大学のそばにあるtrattoriaで大盛りを注文していたとの話でした。
説明からしても、お蕎麦でいったら「ざる」、うどんでいったら「素うどん」でしょうか。
10分くらいで出てきたパスタは想像していた通りのもので、
スパゲッティの上にニンニクと鷹の爪がのっているオリーブの香りのするものでした。
Buon appetito ! の掛け声に、食べ始めてびっくり、
そのシンプルな姿からは想像がつかないほど、美味しいものでした。
オリーブのちょっとした甘さとニンニクの香り、
味が何とも言えない美味しさでした。
ピリッとくる鷹の爪も其のうまさを更に引き立て役に回っていました。
2人ともあっという間に平らげてしまいました。
Direttoreはこのtrattoriaが使っているolioが有機栽培の品だということとニンニクについても説明をしてくれました。
そして手打ちのパスタ!
ついつい色々な具材をいれることにより美味しい料理を作ろうとするものですが、
正に上質な材料だけを使って調理したシンプルな逸品です。
「白飯」「素うどん」「ざる蕎麦」にこだわるのは日本人だけでは無いのです。
イタリア人にはその意味でも好感が持てるのです。
友人の多くにこの話をすると、
「どこでも同じではないんだ。
素材にこだわっている職人がいるところが大切なんだ。
イタリア特に田舎に行くと美味しい上質な食事が出来るのさ。
その意味ではイタリアは天国さ。
アルプスを越えるともうそんなところは少ないのさ。」