コミュニティー

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南イタリアの田舎町(人口1,000人弱)の友人の祖父母の家に夕食に招かれた時のお話。
2020/10/28

友人からの誘いに喜んで訪問することになったのですが、その友人はドイツでの仕事が長引いて帰国できなくなり私だけで行くことになりました。
小さな田舎町に着いたのですが、場所が分からないのでサッカーをしている少年たちに聞くとすぐにみんなで走って案内してくれました。
すぐにお婆さんが迎えに出てくれて、お爺さんと話し始めました。
私の言っていることは分かってくれるのですが、お爺さんが話してくれることは半分くらいしか理解できなくて当初は困ったと思いましたが、南部の強い方言を聞けた良い経験でした。
そうそう、日本だって鹿児島弁、津軽弁は分からないですものね!
「お腹が減っただろう」と言って前菜からお婆さんが持ってきてくれたのですが、それは美味しい色々な種類のものでした。 美味しいと言って平らげると、パスタが来ました。
分量が多いのは聞いていたのですが、失礼があってはといけないと思い平らげたのですがそれが大間違い! 今度はフジッリをつかった2種類目のパスタです。旨いのですが、もうそろそろ限界。 セコンドがあることは推測できたので、一言入れて半分くらいにしたのですが、もう休み休みに・・・・ 言っておきますが「パスタの量は通常我々が食べている2倍くらいはあります」 少しお婆さんにも座ってもらって、友人が一生懸命働いていることを話すと「毎月几帳面に仕送りをしている」と聞いて、驚きと同時に友人への尊敬を新にしました。

さていよいよセコンドの登場! 鶏肉を焼いて色々な野菜の入ったトマトベース料理です。
本当にOttimo ! Squisito ! 鶏肉料理がこんなに美味しいものだと始めて知った瞬間でした。でもこれだけで終わらないのです。 貴方が遠くから来るというので、2日前から煮込んだウサギ料理があるから・・・・・と言って2皿目のセコンドが登場! お腹がいっぱいだからほんの少しにと言ったのですが、ここは南イタリア。 しっかりとした分量で。 日本ではお馴染みでないウサギ料理ですが、イタリアではお祝いごとなどには欠かせないのです。
 
後日「ウサギ料理」の話はしますが、とても上手にこれまた正にSquisito ! の極みでした。その後はドルチェ、カッフェと来るのですが、食べることには素晴らしい情熱を持ったイタリアという国です。 食卓についてから何と4時間は十分経過していました。