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ユネスコに登録されている「イタリアの世界遺産」06
2015/3/9

「ウルビーノ歴史地区」
イタリア中部、マルケ州の小都市ウルビーノは、丘の上にある小さな街。ルネサンスの時代、多くの学者や芸術家が集い、ヨーロッパで最も洗練された文化都市と称された。ルネサンス絵画の巨匠、ラファエロが生まれ育った街でもある。ウルビーノ
ウルビーノの絶頂期を築いたのは、外交に長け、また熱烈な芸術と文芸の保護者であった、フェデリーコ・ディ・モンテフェルトロ。当代随一の武将と呼ばれ、多くの都市国家が乱立していた時代に、ウルビーノに安定をもたらした。
さらに、指揮官としての卓越した能力を生かし、フィレンツェやミラノなど他国の「傭兵隊長」として活躍。莫大な収入を稼ぎ出し、そうして得た豊かな資金を、街作りにつぎ込んだ。フェデリーコは、無類の本好きで、哲学から歴史、建築などあらゆる分野に精通した教養人でもあり、自らの居城として築いたドゥカーレ宮殿には、彼の洗練された趣味が反映され、ウルビーノには、彼を慕って文人たちが集うようになり、ルネサンスの文化が花開いた。 現在は、陶芸、金銀細工、アンティーク家具や古本の修理、石細工、彫皮細工、そして楽器の製造などが盛んである。
文化世界遺産として1998年登録された。

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