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イタリアは2つある「北イタリア と 南イタリア」
2015/2/9

イタリアは2つある「北イタリア と 南イタリア」イタリア語教室ではイタリア語を中心に教えるのが常ですが、当校「イタリア語会話チャオ」では語学のほかに、イタリアの地理はもちろんですが、中級以上の方たちには経済の話もテーマになります。

イタリアを良く知るためには、地理や経済のことを勉強するのはとても大切ですから、イタリア語教室でも学んでいくのです。

北イタリアはEUの中でも優等生です。そうこれは経済の話です。
北イタリア5州の経済力はドイツ経済の平均よりも上をいくほどです。
ところがイタリア全体を平均すると劣等生になってしまうのです。それは南イタリアが平均点を大いに下げているからです。

こんなことからイタリアでは昔から、「南は切り離してしまおう!」ということが言われ続けています。ではどこからが南なのか?
これも大いに議論になるところですが、北イタリアの人たちは、「百歩譲ってもFirenzeまでだ!」「いやPerugiaは大学があるから含めよう!」などと意見が出てきます。
この話を聞いていると、ではイタリアの首都はどこ?ということになりますね。

「すべての道はRomaに通ず!」のRomaはもちろん南イタリアなのです。
確かに現在イタリアの政治の中心はRomaですが、経済は間違いなく北イタリアの都市・・・・Milano,Torino,Verona,Vicenza,Parma,Genova,Bologna,Vicenzaが中心なのです。

「イタリアと仕事をするときは北だけにしておくことだ!」というドイツ人やデンマーク人が言っていることは確かに忘れるわけにはいかないのです。
どうしてって時間の観念がとってもルーズだからです。商品の出荷などについては最初に約束した期日から4~5日は遅れるのは当たり前、3~4週間遅れてようやく工場からの出荷を確認出来た!などというエピソードは通常のやりとりですから。
納期に厳格なドイツ人に言わせたら問題外ですから、出来ることなら南イタリアとは取引したくない。ということ です。

今度は「南イタリア」出身の人からの話をしましょう。
「イタリアという国は、南イタリア人が指導し、命令を下して、北イタリア人が働くんだ!」ちょっと変な逆のような感じがしますが、国のリーダー(政界、法曹界、一部の財界)は南イタリア出身が多いのです。
どうしてでしょうか。でも本当にリーダーの出身地の多くは南イタリアなのです。

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