コミュニティー

先日、どじょう【泥鰌】を初めて食べました。

川魚が苦手な両親の元に育ったせいか、
ビジュアルに若干の抵抗があるせいか、
自主的に食べようという気にならずこの歳まで来ましたが、
ひょんなことから老舗のどぜう鍋の店に連行され、
心の準備も整わぬまま、気が付けば何の抵抗もなく美味しく頂いておりました。

“食わず嫌いは人生の損”との思いを、ますます強めたわけです。

イタリアでは、よく鰻は食べると聞きますが、はて泥鰌は？
と思い調べてみました。

ちなみに、
どじょうは“cobite”
うなぎは“anguilla”

一応“cobite”も食べるようですが、さすがにメジャーではないらしく、
あまり目立った情報は得られませんでした。

ウナギについては“Festa dell’Anguilla”もあるようですし、
一説には、レオナルドの≪最後の晩餐≫で食卓に出ているのはウナギであるとの、
研究報告もあるように、古くから身近な食材であるようです。
関東人としては背開きの蒲焼くらいしかイメージがないですが、
イタリアンでワインとうなぎ、というもの、なかなか美味しそうです。

写真は最後に頼んだどじょう汁。（200円！）
「わぁ、チェストバスター（映画『エイリアン』より）みたいだぁ。」
とエグイ想像で秘かに興奮していたのはナイショ。

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